水垢(みずあか)の主成分、炭酸カルシウムとは?

水垢の主成分は炭酸カルシウムですが、貝殻やサンゴの骨格、鶏卵の殻、石灰岩、大理石、鍾乳洞、チョークも炭酸カルシウムが主成分です。

炭酸カルシウムの塊りである鍾乳洞が出来るメカニズムは以下の様に説明されています。

興味が無い方は無視してください、雨水などに溶けた二酸化炭素から炭酸が生じ、炭酸と石灰岩の主成分である炭酸カルシウムCaCO3との化学反応で溶食が進むと言われています。腐葉土を通って行くうちに酸性度が増し溶食が進むそうです、溶食以外に水流による侵食なども加わって、洞窟と呼ばれるような大きな空間が形成される。

洞窟内の二酸化炭素は外気(0.04%)とそう変わらないために、多量の石灰分を溶かしている地下水が、洞窟内では二酸化炭素が空気の方へ逃げ、溶存していた石灰分が二酸化炭素が逃げた分だけ水に溶けていることができなくなり、沈殿を始め、鍾乳石が構成されると言う。

想像を絶する時間を経過して出来た鍾乳洞は、残念ながら、いずれは崩壊する宿命が待っているだという。地表の侵食が進んで洞窟の天井をなす岩層が薄くなったり、空洞が極度に大きく成長した場合などに、洞窟は崩壊を始めるそうです。

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