7月2日倉橋島の議院石を見た後、音戸の瀬戸にある清盛塚に行きました。音戸の瀬戸は厳島神社に並ぶ平清盛の伝説の地です。
音戸の瀬戸は、清盛が開削したと伝えられ、人柱にかえて経文を彫った石を沈めて工事を完成させたという逸話が伝えられています。
(近年の地質学的調査によれば、清盛の時代以前から、音戸の瀬戸はすでに海峡だったらしいのですが・・・)
清盛塚は、1184年に建立され、周囲49mの石垣でできています。中央には清盛公の功徳をたたえて、高さ2メートルほどの宝篋印塔が建っています。
ちなみに、清盛は1181年に、病で63歳で没しています。
平清盛は、1146年から10年間、安芸の国の国司でした。広島県内には、宮島、音戸以外にも言い伝えなどがいろいろありそうです。
これからも、石造物の探索と並行して、言い伝えなども探してみます。
- 宝篋印塔
- 塚は旧音戸大橋の倉橋島側のたもとにあります。