【ご質問】お墓はなぜ石で出来ているのでしょうか?

【ご質問】

お墓はなぜ石で出来ているのでしょうか?

日本は木の文化と言うくらいですから、木でできたお墓があってもよいのでは、と常々不思議に思っていました。

【回答】

木は石塔を建てるまでの暫定で角塔婆(大きさの例、長さが1600ミリ、太さが100ミリ角)として、また、故人や先祖を供養する追善供養の目的で立てる卒塔婆(大きさの例;長さが2100ミリ、幅が80ミリ、厚さが11ミリ)として使用されています。共に長い期間の使用では有りません。厳しい外部環境にさらされ、朽ちてしまうためかと思われます。

世界最古の現存する木造建築物である法隆寺の金堂、五重塔などに使用されたヒノキやスギは668年ー685年頃に伐採、五重塔の心柱は594年に伐採されたと年輪年代測定から推定されています。

材料選定、使用部位と環境、宮大工さんによる維持などに依るのでしょうが、木造だから耐久性が無いということではない様です。

FAQ_matome

墓石清掃広島へのお問い合わせ