水垢(みずあか)が墓石に発生する理由とは?

水垢はどうして、どの墓にも発生するのでしょうか?

水垢とは、雨水が通過して留まり易い、即ちお墓を構成する石の接合部などの部位に、塵埃が溜まり、排気ガスなどが混ざり、時間の経過で、固まったものが通説の様です。

時間の経過などで平滑面が塵埃などでザラザラになると、平滑部でも同様に水垢は発生します。雨水の分析結果では、カルシウム分(Ca)は1L中に0.3g含まれていたそうです。

他にナトリウム、カリウム、アンモニア、マグネシウム、塩素、窒素酸化物、硫黄酸化物も含まれていて、雨水は純水ではないことになります、またカルシウム分は空気中の二酸化炭素と反応して、炭酸カルシウムとなり、従って、雨水だけでも時間の経過で水垢は発生しうることになります。

墓石に使用される花崗岩にも、カルシウム分が0.7%含まれているという分析結果がある様です。

水垢と呼ばれる汚れは、炭酸カルシウムが主成分と言われていますが、塵埃、雨、大気の排ガスなどから構成される混合物の様です。

水垢では有りませんが、外部環境の影響で、製鉄所などの近くでは、お墓に鉄分をんだ煤煙等が付着して、赤茶けて錆びてしまっている事例もありますが、この場合は水垢ではなく、サビの
付着でしょう。雨水、塵埃は、場所を問いませんので、水垢は、どのお墓にも発生すると思われます。

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